と、こんな感じのシェル表示になります。例) export PS1="[\u@\h:\w]\$ "
PS1に設定した「\u」とか「\h」のパラメータが値を引っ張ってきます。表示) [root@KURO-BOX:/var/log]#
記号 | 解釈 |
\a | ベル(ビープ音)をならします(ASCII のベル文字 07) |
\d | "曜日 月 日"の形式の日付 |
\h | ホスト名(最初の . までの名前) |
\H | ホスト名 |
\n | 改行 |
\r | 復帰 |
\s | シェル名(標準だと -bash が表示) |
\t | 時刻 HH:MM:SS 形式(24時間) H = Hour = 時、M = Minutes = 分、S = Seconds = 秒 |
\T | 時刻 HH:MM:SS 形式(12時間) |
\@ | 時刻 am/pm をつけたもの。Lang=Jaの場合 HH:MM (午前|午後)となる。 |
\u | 現在のユーザー名 |
\v | bash のバージョン |
\V | bash のバージョン・リリース番号など詳細 |
\w | 現在のディレクトリ(フルパス) |
\W | 現在のディレクトリ名 |
\! | コマンドのヒストリー番号 |
\# | コマンドのコマンド番号(ログイン後何回実行したか) |
\$ | UID が 0 、つまりrootであれば『 # 』、それ以外は『 $ 』 |
\\ | バックスラッシュ |
\[ | 表示されない文字列(エスケープシーケンス/端末制御シーケンス)を埋め込む |
\] | 表示されない文字列の終わり |
と、こんな感じのシェル表示になります。例) export PS1="[\$(date)][\u@\h:\w]\$ "
外部コマンドを挿入するときは、「\$(コマンド)」ってな感じで挿入すると出てきます。表示) [2011年 3月 19日 土曜日 01:13:45 JST][root@KURO-BOX:/var/log]#
と、こんな感じのシェル表示になります。例) export PS1="\[\e[1;32m\][\u@\h:\w]\$\[\e[00m\] "
要は、「\[\e[1;32m\]」と「\[\e[00m\]」にはさまれた箇所が緑になってるわけですね。表示) [root@KURO-BOX:/var/log]#
記号 | 解釈 |
\[ | シーケンスの開始 |
\e[1;32 | これ以降を緑色にする。\033[1;32mでもOK |
\e[00m | エスケープシーケンス(緑色)をこれ以降で無効にする。\033[00mでもOK |
\] | シーケンスの終り |
色 | コード;値 |
黒色(Black) | 0;30 |
青色(Blue) | 0;34 |
緑色(Green) | 0;32 |
水色(Cyan) | 0;36 |
赤色(Red) | 0;31 |
紫色(Purple) | 0;35 |
明灰色(Light Gray) | 0;37 |
暗灰色(Dark Gray) | 1;30 |
Light Blue | 1;34 |
Light Green | 1;32 |
Light Cyan | 1;36 |
Light Red | 1;31 |
Light Purple | 1;35 |
黄色(Yellow) | 1;33 |
白色(White) | 1;37 |
すべての属性を無効 | 00 |
Author:@onetohihi
本職は、ネットワーク屋さんですが、ブログは趣味の範囲で、プログラミングやIT関連、ニュース、日記など色々書きます。
めんどくさがりですが、気楽にいきます。
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